直し屋ベルベルジン BERBERJIN NAOSHIYA CUSTOM FACTORY 生成りのデッキパンツ

17,800円(税込19,580円)

定価 17,800円(税込19,580円)

L17,800円(税込19,580円)
ＳＯＬＤ　ＯＵＴ！！
XL(SOLD OUT)17,800円(税込19,580円)
ＳＯＬＤ　ＯＵＴ！！
サイズ

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0272890153 (12:00〜19：00　火曜水曜定休日)
"Product Details" 【この商品の特徴について】

1998年のオープン以来、20年以上にわたり日本のヴィンテージシーンを牽引し原宿を見守り続けてきた「ベルベルジン(BerBerJin)」。
そんなベルベルジンのお直し専門店として2009年にスタートした直し屋ベルベルジン。

直しと並行して続けていたオリジナルアイテムの製作は、服の構成と構造を理解したモノづくりがコンセプト。
自ら縫製する人にしか作れない着眼点、縫製、構成を具現化するプロダクトは唯一無二です。
コストを下げる事など考えない妥協なき物作り。
布はもちろんですが、糸や付属パーツの1つ1つにまでこだわっています。
今できる一番を表現しますので袖を通していただければ違いがお分かりいただけると思います。

NAOSHIYA CUSTOM FACTORYのデッキパンツです。

ジーンズ修理を10年以上行い、1万本くらいのデニムパンツを触ってきた元修理屋がするデニムパンツ。
これよりも穿き心地の良いデニムパンツは存在しないとの声もたくさんいただいておりますし、実際、このパンツしか穿いていない方もおります。

私も自分で作るズボンしか穿きません。いわゆるジーンズを穿く事はもう無いでしょう。そう言う長ズボンです。
発売までに非常に長い時間を使い企画し、やっと販売タイミングを迎えたのに最初のコロナ緊急事態宣言。
そんな最悪の発表となった当店発のデニムパンツはこれまで制作したズボンで圧倒的な一番人気。
自分でも何本制作したのか覚えておりませんがこれを超える事はもう無いと思っています。

とにかく穿き心地にこだわったパンツはいわゆる5ポケットのジーンズではありません。
シルエットは太くも細くもないストレート。
どんな体型の方が着用しても、嫌だと感じないシルエットにこだわりました。
デニムでプロダクトを作るとXXなのか、Eなのかみたいな話になる事もあります。
このパンツは非常に珍しい弱テンションデニムを採用しています。
レプリカを作ってる訳ではありませんし、リーバイスの偽物を作る訳でもありません。

昔の作り手が時代に合ったプロダクトを作ったように、現代人が日常的に愛用するデニムパンツを作りました。
このデニムとの出会いがなければこのプロダクトは完成しませんでした。
見た目では分かりませんが着用感が圧倒的です。
アメリカはメンフィス産コットンを日本で織った11ozデニム。
ちゃんと詰まるので13ozくらいに感じます。ライトオンスのような物足りなさは全くありません。

緩めに織っている弱テンションデニムは穿くと馴染みが良く、柔らかく、穿き心地がとにかく良い。
今までのデニムパンツの概念を覆します！
洗濯した後のパリッと感、デニムらしさはあるんですがとてもしなやかでバリバリのゴワゴワ感がありません。
直し屋オリジナルのドーナツボタンもポイント。世界でうちにしかないボタンなのに無刻印。それが伝わらないのがこだわりです。

カッパー系合金にダール加工でブラック化する事で長年の着用で下地が出てくる成長するボタンです。
全てが同じボタンサイズである事が当店の考え方。これってほぼ存在しない作り方です。
男性の指は細く無いからトップボタンと同じサイズの方が圧倒的に使いやすいです。

縫製は強度面からシングルステッチ。
いわゆるヴィンテージらしい縫製と言われるチェーンステッチを本縫いに採用していません。
これは修理屋の経験として無駄な引っ張りがない事、糸切れの問題、ほつれなどチェーンステッチを採用するメリットが
量産都合以外に無いからです。

ほぼ120年前のデニムと同じような縫製の考えからシングルステッチ化が絶対だと思っております。
縫製はグレーの綿糸です。わざわざグレーの綿糸を特注で作っています。
オレンジやイエローで作る方がお金はかかりません。
ジーンズで言いますと裾ステッチは細い方が正義とされています。
それは古いジーンズに採用される「ラッパ」が細いステッチ用に作られてるかでしょう。

ラッパとはミシンにセットし、そこに裾を入れながら縫うと裾上げが簡単に終わる補助道具です。
三つ折りだったり、四つ折りだったりになるのでその歪みが生み出すよじれ感がヴィンテージっぽいと一般的には呼ばれています。
なので今の人達は細めに仕上げる事がスタンダード化されています。
このデッキパンツは少し考え方が違いますので裾は幅を広めにし、全て当店で裾上げします。
デッキパンツはいわゆるジーンズではありません。

裾の縫い込みに少しでも生地を使わない事で少しでもコストを抑える為と思われますが、全体のバランスで裾幅を決めるのが大事です。
チェーンステッチで縫製しますが個人的にはシングルステッチでも良いくらいです。
希望があればシングルステッチでも縫製します。

シルバーのセルビッチもお気に入りポイント。細幅デニムの生地は脇が「耳」と呼ばれる作りです。その「耳」をセルビッチと呼んでいます。
セルビッチは脇の処理が不要で無駄がないので脇に使う事がありましてそれが量産を考えた時に合理的であるから昔のジーンズはそうなっています。
そのセルビッチを使った縫製は私も好きです。脇割りのロック処理よりもゴロつきが少ないのも魅力です。
このデッキパンツは非常に変わった構成をしています。
脇割の作りで、そのまま脇がウエストベルトに入る方法です。
セルビッチを使えるだけ使い、ロックミシン処理は腰部分程度。
生地の重なりを最小限にする事で腰回りのストレスを劇的に緩和します。
これと同じくらい大事にしたのはバックヨークの存在しない構成です。

バックヨークは生地の向きを変える事で運動性を上げるような構造です。
ですが生地の重なりは運動性を著しく低下させる原因です。肉厚のデニムで作るパンツは特に。
なので当店のパンツにはバックヨークがありません。
修理屋にしか分からない部分にこだわった構成はジーンズが好きすぎる方には理解できないであろう完全オリジナル設計の「履き心地最優先スタイル」

着用感を一番に考え、なおかつ修理する事が簡単にでき、しかも安価である。
これがなぜ壊れるかと戦い続けた修理屋にしか作れないオリジナルスタイル。
修理屋は辞めましたが当店のプロダクトには対応しています。
これまでに数百本のデッキパンツを販売しましたが、この3年以上でステッチ切れが2本、バイク屋さんの作業パンツ1本しか修理していません。

私は3本のパンツを愛用していますが自分のパンツは1本も壊れていません。これが実績です。

今回の製造でこの仕様として製造するのは最後です。いつかまたこのパンツ以上のスタンダードを作りたいと思うまではリニューアルの予定もありません。
愛用してくれてる方のストック、まだ着用した事がない方には絶対に穿いてみるべきズボンだと自信を持ってお勧めいたします。



"Staff Voice" 【着用スタッフの感想や印象について】

着用スタッフ 市村　身長１７５ｃｍ　体重７５キロ
XLサイズを着用しております。

とにかく履いてみれば分かる絶妙なシルエットと、最高の履き心地の素材です。
気持ちよくて毎日履きたくなってしまう不思議なパンツです。



"Size Information" 【詳しいサイズ、素材について】

サイズM
ウエスト８０ｃｍ　股上２９ｃｍ　股下７５ｃｍ　裾幅２０ｃｍ

サイズＬ
ウエスト８５ｃｍ　股上２９．５ｃｍ　股下７５ｃｍ　裾幅２１ｃｍ

サイズＸＬ
ウエスト９０ｃｍ　股上３０ｃｍ　股下７６ｃｍ　裾幅２２ｃｍ

コットン１００％

日本製



直し屋ベルベルジン

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L17,800円(税込19,580円)
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